モデルが存在しない研究開発を。世の中にないものを作ろうとすれば、内部完結は必然でした。FILTOMは、素材から完成品まで、一貫して手掛ける開発型の研究所。他社にない開発スピードを誇り、ジャンルを問わない外部との広いネットワークを駆使するハイブリッドラボ。それがFILTOMです。私たちは、化学の常識を変え続けたいと思っています。
当社独自開発のPD膜分離法は、ナノサイズの粒子を安定的に除去する、世界初のフィルター技術です。人工透析などで使われる"透析"技術と、水処理などで使われる"ろ過"技術の中間的な発想で、私たちの体内の血液と血管がそのモデルです。これまでのフィルターの常識を変える分離技術の完成があって初めて、有効成分そのままの完全非加熱活性プラセンタが実現しました。
活性プラセンタ、それは胎盤原料に含まれる貴重な生理活性成分(生理活性タンパク質)を極限まで温存した完全非加熱、高濃度の生プラセンタです。熱に弱い生理活性成分を一切加熱することなく完全滅菌すること。胎盤組織液を薄めることなく濃厚なまま精製すること。独自開発技術PD膜分離法で実現しました。FILTOMが求めたものは"常識を超える"プラセンタ製品です。
"プラセンタエキス"は、その抽出方法により濃度や成分が大きく違います。
FILTOMの活性プラセンタは原料となる胎盤の組織液(細胞液および細胞間液)を、凍結融解法により一切水や薬品を加えず高濃度に採取しています。
一般的なフィルターでは工業化不可能とされる濃厚な液体です。それをPDフィルターによりそのまま精製することに成功しました。
一般的な"プラセンタエキス"の常識を変える胎盤組織液100%の化粧品原料の完成です。
原材料となる胎盤は、その採取、洗浄、保管などすべてを把握することが必須です。
FILTOMのプラセンタ製品の原料は、意欲的な畜産者の協力を得て、九州福岡産のブランド豚を肥育する牧場から直送した新鮮な胎盤を使用しています。
豚の健康管理に徹底的にこだわりぬいた飼育管理は、胎盤の品質、さらにはプラセンタの鮮度にも活かされています。胎盤調達から最終製品化まで全てを自社内で完結できる国内唯一の化粧品メーカーです。
これまでの常識では考えられなかった148pg/mlという驚異的な高濃度活性プラセンタの成分を、皮膚細胞により、効果的に届けるべく、浸透経路の構築に関する研究を行っています。胎盤組織液が備えている浸透力、馴染みやすさとも言うべき親和力を維持、活用するためには、欠かせない技術だと考えました。プラセンタを極めると同時に、その皮膚への浸透経路の構築を、化学の視点から再検討したのです。
一般にはなかなか理解しがたい化学技術。わがPD膜分離もまた同様です。その新次元の性能を説明するとき、細菌よりさらに極小のウイルスまで除去できるとお答えするときがあります。最小のウイルスに匹敵する18nm(ナノメートル=0.000001mm)という微粒子を使って、PD膜分離の超高度な分離性能を検証します。