2016年11月11日
ニュースリリース
体調が変わると肌のにおいが変わる。
当社FILTOM研究所は、プラセンタ美容液を塗布した際に感じるにおいが日によって変わることに着目。塗布時のにおいと、その日の体調との相関性について調査しました。その結果、体調が悪くなると、肌のにおいも不快に感じるように変化することが分かりました。女性がほっと一息つける一日の終わりのスキンケアタイムは、自身の体調の変化を知る貴重なきっかけでもある事実が見えてきました。
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当社では、必要最小限の原材料を使用するコンセプトから、プラセンタ美容液(プラセンタC6セラム)に香料を配合していません。しかし、原料となるプラセンタ原液や、配合材料の一つである乳由来成分(ミルクセラミド、雪印メグミルク社製)などによる独特の香りを持ち、その香りの感じ方は人によってさまざまでした。たとえば「不思議なにおいがする」、「臭い」、「甘い香りがする」、「薬品のようなにおいがする」、「動物臭がする」などのコメントが寄せられてきました。さらに複数のユーザーからは、「時と場合によって、感じるにおいが異なる」という声もありました。そのためFILTOM研究所では、感じるにおいと、その日の体調に、なんらかの関連があるのではないかと感じ、無香料のプラセンタ美容液を塗布した際に感じるにおいと、その日の体調の相関性について調査を実施しました。
23名の被験者の協力を得て、プラセンタ美容液塗布時のにおいとその日の体調について233件のデータを収集したところ、体調が悪いほど、「気になるにおい」を感じやすいことが分かりました。「気になるにおい」の割合は、体調が悪いほど高くなることが分かり、「気になるにおい」は体調の程度を判断する指標になることが分かりました。特に暴飲暴食時にはその割合が高くなり、皮脂の分泌量が多い場合に、気になるにおいを感じやすいことが分かりました。
また、ある種のにおいが「気になるにおい」かどうか(体調管理に利用できるにおいかどうか)もデータを解析することで判断できることも分かりました。たとえば、「薬品のようなにおい」は当初、「気になるにおい」なのか「気にならないにおい」なのか判断が難しいにおいでしたが、データの曲線が描く傾きを解析することで、明確に「気になるにおい」に分類できることが分かりました。
FILTOM研究所では、今回の貴重なデータをもとに今後さらに調査を進め、体調を高い精度で判断できる手軽な方法について開発を進める予定です。女性は忙しい時に自分へ意識が向かいにくく、自身の体調管理がおざなりになりがちです。一日の終わり、お化粧で一息つけるときに、においで手軽に体調変化に気づくことができるよう、調査を続けたいと思います。
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図:体調別の各種においの割合
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図:体調別のにおい度数と気になるにおいの割合(R値)
【プレスリリース】「体調が変わると肌のにおいが変わる。」(概要版PDF)
【詳細資料】「FILTOMリサーチ「匂いと体調」レポート」(詳細版PDF)
【お問い合わせ先】株式会社FILTOM Tel: 093-616-7972 Mail: info(@)filtom.com