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KEIKO ビューティーコラム1-162「睡眠導入ホルモン」

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。

 


1-162. 睡眠導入ホルモン

 

睡眠のリズムの乱れは体内時計の乱れです。

ヒトの体内時計は最新の研究によると24時間11分です。
たった11分のズレですから、かなり高精度な時計が体内にあると思っていいでしょう。
高精度な時計ですから、数時間も夜更かしすればすぐに狂い始めます。

 

体内時計は内分泌系に密接につながっています。
内分泌系とは、ホルモンを分泌して体の機能や調子を整える器官で、甲状腺や副腎、卵巣などです。

夕食は就寝の2〜3時間前に摂った方がよいとされていますが、
それは就寝には私たちが思っている以上に時間がかかるからです。

 

まず就寝前にメラトニンと呼ばれる睡眠導入ホルモンが分泌され、
その働きで少しずつ脈拍、体温、血圧を下げ、入眠の準備を始め、
交感神経から副交感神経への移行が進みます。

 

そして就寝後2〜3時間後に成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンと聞くと成人後にはあまり関係がないように感じますが、
実はこの成長ホルモンが細胞の修復や疲労回復に深く関わっています。

 

いわゆる肌の「ターンオーバー」に直接かかわる成分こそが成長ホルモンであり、
専門家の間では「若返りホルモン」と呼ばれているほど重要な成分です。

 

しかし朝食を抜いたり、過度に動物性食品を避けてしまうと、たんぱく質摂取量が少なくなり、内分泌系を回すための材料が足りなくなります。
実際に朝食を抜く日が多い人は、レム睡眠とノンレム睡眠のリズムが不規則になることが分かっています。

体内時計を動かす栄養素をしっかり摂り、就寝前にメラトニンを分泌し、睡眠中に成長ホルモンを分泌し、プチ断食を経て、起床する。
睡眠のリズムを理解すると、生活改善できる部分が見つかりそうです。

 

ー尾池博士・美容の化学よりー

 

 

さて、睡眠ホルモンである「メラトニン」を出すためには「セロトニン」というホルモンが必要になります。

同時に
トリプトファン、
ビタミンB3、B6も必須なのですが、、

なんと、美肌の味方「プラズマサプリ」には、これらの栄養素が全て入ってますから、
プラズマプラセンタは睡眠からも美肌作りに貢献できるということになります。

 

 

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