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KEIKO ビューティーコラム1‐64「長寿遺伝子」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-64.長寿遺伝子

 

人生100年時代とも言われるように、人類はかつてないほど長生きするようになった。

しかし、その結果として不自由な体を抱え、病気に苦しめられながら、長くつらい晩年を過ごすのであれば、私たちはよりよく生きるようになったと言えるのだろうか?

 

 

ー老いなき世界ー

 

「老い」について長年研究してきたシンクレア博士の著書で、

今すぐ始められる若返り法として、以下を勧めています。

 

 

《食べる量と回数を減らす!》

 

 

身体の健康な機能を保てるくらいの食事を維持し、決して過食はしない。

 

空腹でいると、サバイバル回路が始動し、
「長寿遺伝子」にスイッチが入ります。

 

 

人間は何万年も前から飢餓と闘ってきた歴史があり、
人間の身体には、何日も食べなくても生き長らえるようなシステムが出来上がっているようです。

 

 

それに対し、現代は飽食時代、、、。
1日3回も満腹となり、さらにおやつ、
コンビニやスーパーは美味しいもので溢れています。

飽食に慣れてない身体は様々な病気を引き起こしています。

 

 

遺伝的に近いアカゲザルで長期にわたってカロリー制限実験をしたところ、

なんと、3割以上が120歳まで生きた、これは、驚異的なデータだそうです。

 

また、人間を使った実験では、
月に5日間、大幅にカロリーを落とした食事を続け、

たった3ヶ月で、
体脂肪の減少、
血圧降下、
インスリン様成長因子―1(IGF-1 )に変化が起きるなどの健康効果があったそうです。

 

しかも、このインスリン様成長因子―1(IGF-1 )の値は長寿と密接に関係があり、
100歳以上の長寿が多い家系にみられる因子なのだそうです。

 

 

 

食の量や回数を減らす方法は様々ありますが、
ストレスにならずに出来る範囲が良いかと思います。

 

・全体のカロリーを減らす
・朝食を取らない、1日2食にする
・週に2~3日は断食をする
・月のうち1週間だけ、食を減らす
などなど

 

 

「長寿遺伝子」 =  「サーチュイン遺伝子」 =  「抗老化遺伝子」

様々な呼ばれ方がありますが、

サーチュイン遺伝子のスイッチが入ると
なんと、お肌もきれいになるようです。

 

 

元気で美しい長生きの秘訣は、、

飽食から素食に切り替える。

 

 

「長寿遺伝子」のスイッチをオンにするため、デパ地下の誘惑にも負けず、
「空腹を楽しむ」という習慣をつけたいものです。

空腹時に ”お腹がグーっ”  となったら、

いざ、、スイッチ・オン! の瞬間

と思い、ワクワクしてくださいね。

 

 

 

 

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