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KEIKO ビューティーコラム1-156「老化2」

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


 

1-156.老化2

 

さて、前回お伝えした老化についての記述ですが、
イギリスのオンライン科学誌「ネイチャー・エイジング」でも発表されました。

老化は一定速度で進むのではなく、
44歳と60歳に急激に加速する。

 

では、そこに何が起きているのでしょうか?

▼40代半ばでの変化
最初に訪れる変化の波において、大きな変化が確認されたのは、心血管疾患に関連のある分子と、カフェインやアルコール、脂質の代謝に関連する分子でした。

こうした変化は、当初から予期されたものではなかったという。
女性の場合は閉経期に起きるホルモンの変化が、結果を歪めている可能性があると考えられた。
だが、男性の場合もこの年齢層で、同じ変化が起きていることが確認されている。

 

▼60代前半での変化
2度目の変化の波が訪れる年齢のときには、免疫調節や腎機能、炭水化物の代謝に関連した分子に変化が起きていたという。

過去の研究結果でも、60歳を過ぎるとアルツハイマー病にかかる人が大幅に増加するなど、一定の年齢を超えると罹患率が急激に上昇する疾患があるとの結果が示されていた。

だが、こうした変化には、ライフスタイルや行動の変化が関連している可能性もあると指摘されている。
例えば、40代半ばでアルコール摂取量が増え、アルコールの代謝に影響を与えている場合もあると考えられる。

 

スナイダー教授は、筋肉の減少につながる分子の変化に対抗するため、軽いトレーニングを行うなど、
「私たちはまだ健康なうちに、ライフスタイルを調整する努力をしておくべきだろう」と述べている。

 

40代は、
カフェイン、アルコール、脂質代謝
60代は
免疫調節、腎機能、炭水化物代謝など、

これらに対処するために、健康なうちに出来ることから始めたいものではありますが、具体的にはどのような運動が良いのでしょうか?

 

脳と筋肉は酸化ストレスが一番出やすい臓器といわれています。

ですから、筋トレをすると逆に酸化ストレスがでてくるので、
エスカレーターをやめて階段を登るとか軽いウォーキングをするとか、
余計な酸化ストレスを出さずに休養して処理していくというのが良いようです。

そして、、
炭水化物の取りすぎに注意して、
毎日、レインボーサラダを食べる!!

*レインボーサラダとは
抗酸化力のある彩り野菜に卵くらいを添えたものをボール一杯食べる。

 

 

 

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