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KEIKO ビューティーコラム1-141「寝る子は育つ」

実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。


美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-141. 寝る子は育つ

 

 

「寝る子は育つ」には科学的根拠があります。

夜遅くまで起きていたり、睡眠時間が短いと、
成長ホルモンやメラトニンなどがうまく分泌されなくなります。

 

すると、成長阻害につながったり、自律神経系や脳機能の発達にも影響がでて、
認知能力や学力が低下します。

 

では、肌への影響はいかに、、

睡眠不足が続くと、肌はボロボロになります!

 

 

このメカニズムについて考えてみましょう。

 

肌の新陳代謝に必要な成長ホルモンは、
午後10時から午前2時の間に活発に分泌されます。

この間に「深い睡眠」をとっていないと、
水分保持力がガクンと低下し、
「肌荒れ」が起こりやすくなります。

<ポイント1>

睡眠時間だけではない、時間帯が大事!

 

 

 

睡眠不足が続くと、体力温存のため、血液が肌へ行き渡るのが後回しになります。
すると、皮膚の栄養分が足りなくなり、肌の機能が低下し、
「くすみ、肌荒れ」が起こりやすくなります。

<ポイント2>

食事も睡眠も肌の栄養である。

 

 

 

メラトニン=「睡眠ホルモン」が上手く分泌されないと、
浅い眠りが続き、熟睡出来ない=緊張状態が続くことになります。

すると、ストレスを受けた時と同様、男性ホルモンが増加し、
さらに皮脂腺が刺激されて皮脂量が急激に増え、
アクネ菌の活動が活発化します。

「ニキビ」の原因になります。

<ポイント3>

熟睡、睡眠の質にこだわるべし。

 

 

 

このように睡眠不足が肌へ与える影響はとても大きく、
「美のゴールデンタイム」と言われるように、
この時間帯に「睡眠という栄養」を取らない手はありません。

 

あなたが真から美肌を望むのであれば、
スキンケア同様、真剣に取り組むべきは「質の良い睡眠」である。
ということを忘れないでください。

 

以前も挙げましたが、寝る直前までのスマホ操作は、睡眠の質を下げてしまいます。

 

美容や健康の為に、食事の栄養バランスを考えるように、
「睡眠」という栄養についても意識を深めてはいかがでしょうか?

 

 

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