実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。
美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。
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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。
1-139. 加齢と老化
「加齢」とは、
誕生してから現在に至るまで、
一方方向に、一定の速度で進行する過程のこと。
「老化」とは、生物学的年齢のことで、
進行度は一定ではありません。
60代に差し掛かると、肌年齢、血管年齢、腸内環境年齢などの測定数値に右往左往します。
そして、様々な曲面で若い頃とのギャップを感じ始めるのです。
生活習慣、心身のストレス、病気などは、急激な細胞劣化の要因となり、
実年齢より老けてみえたり、身体能力に差が出たりと、年齢格差は顕著になり、
歳を重ねる程その差は大きくなります。
88歳でスキー、スイスイ滑る人
95歳でスイミング、ジム、毎日欠かさずウォーキングする人
96歳でパソコン4台を使いこなす人
このような知り合いがいますが、
常にハツラツとしていて、お会いしても年齢を感じさせないオーラがあります。
見倣いたいです。
生物学的年齢は、努力次第で、
巻き戻す🟰若返る
ことは十分可能です。
そしてその変化の速度や勢いも変動します。
要するに、老化は加速したり減速したりするということです。
「正常細胞の減少」という老化現象に対しては、成長ホルモンや成長因子の投入により
肌細胞の活性化は十分に期待できます。
老化現象には「老化細胞の出現」や「遺伝子レベルの老化」という側面がありますが、
そこも、細胞を酸化劣化させることを止め、
食事、睡眠、運動 、と 人間の身体を維持する為の基本的考え方を大切に
生きることで対応できます。
「もう歳だから、、」を口にするのはやめましょう。
素敵な年齢の重ね方は『自分の人生の最適化』ともいえるのですから、、。