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KEIKO ビューティーコラム1-116「弱った肌」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


 

1-116.弱った肌

 

私のサロンへは、全国から肌トラブルを抱えた方が数多く来られます。

 

トラブルのきっかけを問診すると、
原因が明確になっていくのですが、

大抵は、日々の間違ったお手入れにあります。

 

毛穴をキレイにしたいからと、
長時間クレンジングや洗顔をした。とか

肌のコンディションを無視して、
美白やシワに効くという高濃度成分を使い続けた。
などなど

我々からみたら、かなりの無謀行為を日常的に繰り返しています。

 

 

このような酷い肌になるまでやり続けた心理は理解できないものの、

最終、皮膚科に駆け込んだという事実、

中には皮膚科の薬以外、化粧品が全く使えなくなった方もおりますから、
これは由々しき問題です。

そのような肌に対して何が出来るのか、、

 

 

先ずは、「極シンプルケア」で肌の回復を気長に待つ、ことを提案します。

 

―そこで必ず出る質問-

Q.回復にはどのくらいかかりますか?

 A.肌のSOSを無視して痛め続けた期間によります。

 A.肌免疫力の高さによります。

 

 

少し良くなると、早速肌負担になるようなことをし始める人がいますが、
大抵の場合、定期的に悪化を繰り返す肌になります。

 

一度悪化した肌に焦りは禁物です。

 

肌の回復を気長に待つ、とは

皮膚常在菌の回復を気長に待つ、
ということです。

 

常在菌が回復すれば、

彼らがバリアになって、
私たちの肌を守ってくれるのだから…。

 

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