実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。
美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。
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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。
1-110.成分無調整天然温泉水
私たちの身体を円滑に動かすには、
ミネラルが必要です。
肌も身体も、定期的に新しい細胞に入れ替わっていますが、
そのターンオーバーを円滑にするのもミネラルです。
いわゆるミネラルは、
細胞の元気スイッチをいれるという役割を担っており、
中でもその原動力となるのがカリウムです。
カリウムは、積極的に摂って頂きたいものではありますが、
食品からは摂取しにくい上に、汗で簡単に失われてしまうので、
現代人の身体は、慢性的なカリウム不足となっています。
そして、その状態が長く続くと、肌も身体も元気を失います。
そこで、、
肌へのミネラル補給としてお勧めなのが、成分無調整の天然温泉水です。
その素晴らしいミネラルバランスは、
弱った肌にも即効で効果を発揮します。
特に最近は、マスクの影響を受けた肌が、弱くもろくなって、様々な症状に悩まされています。
天然の成分は、
そのような肌にも安心して使用出来るので助かっています。
昔から、温泉の効能は語り継がれてきましたが、
基本は、そのミネラルバランスで、
「身体も肌も自然に癒される」
ことは間違いないようです。
ー尾池博士の興味深い考察ー
私は5年前から温泉化粧水の開発をしているのですが、年々、その効果の確かさに驚いています。
ユーザーからは「温泉水がいちばん肌になじむ」「不思議と肌の調子がいい」「温泉水のないスキンケアは考えられない」という声まで聞きます。
しかしそれがどんなメカニズムからなのか医学的にも様々な意見があってはっきりしません。
温泉化粧水の主な効果は肌からのミネラル補給によるものですが、現代女性は慢性的なミネラル不足です。
特にカリウムの不足について厚生労働省が指摘していますが、私は温泉の美容効果はカリウム補給が大きな要因ではないかと考えています。
美容でよく紹介される通り、肌の酸化とは「老化」の一種です。
そのため「抗酸化」が必要になりますが、温泉は抗酸化効果が高い状態(還元状態)なのです。
肌にやさしい「弱酸性」と同じように「還元状態」も美容に必要なことが医学的に分かっています。
酸化ストレスはまず肌荒れとして現れますが、温泉水は還元状態の度合いが肌に近く、源泉によってはぴったり一致することもあります。
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