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KEIKO ビューティーコラム1-87「美と健康の要である常在菌」

 


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-87.美と健康の要である常在菌

 

我々を常に守ってくれている常在菌には
善玉菌と悪玉菌があります。

善玉菌の代表格
といえば、皆さんご存知の「ビフィズス菌」。

 

そのビフィズス菌には大きく4つの働きがあります。

 

1、ブドウ糖の分解
ブドウ糖を分解して乳酸や酢酸をつくり、腸内環境を酸性に保つ。

 

2、腸内のお掃除
悪玉菌がタンパク質を分解する過程で、アンモニア、硫化水素など腐敗生成物をつくり、便秘や下痢、そして癌などの病気をもたらす。
ビフィズス菌にはこの腐敗を抑える働きがある。

 

3、ビタミンをつくる
体内にビタミンB群、ビタミンKをつくりだす。

 

4、免疫力の向上
侵入してきたウイルスや菌に攻撃をしかけて、増殖を抑えたり、死滅させる働きをする。

 

 

このようにとてもありがたい働きをするビフィズス菌ですが、
その数は赤ちゃんの時をピークとして、どんどんと減り続けます。

そして、その代わりに悪玉菌が増えるという厄介な現象がおこります。

 

 

そうなると、

当然腸内環境は乱れ、悪しき方向に傾きます。

 

これを回避するには、なんといってもビフィズス菌を増やしていくしかないのですが、、

現代の食生活では善玉菌が増えるどころか悪玉菌優勢になりがちです。

 

ではどのようにしたら、この大切なビフィズス菌は増えるのでしょうか。

次回は善玉菌の増やし方について考えてみたいと思います。

 

 

 

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