生プラセンタをお届けしている私たちが、生ミルクセラミドを開発した理由と経緯をまとめます。
■ 生プラセンタで気が付いたこと「生命活動の連係プレー」
生プラセンタは肌が求める成分がすべて含まれています。その栄養成分をそのまま届けるため、余計な成分の追加は極力さけてきました。そのためc6シリーズは即効性を感じにくく「ものたりない」という声をよくいただきました。
しかし私たちはc6に保湿成分を追加したくありませんでした。プラセンタはEGFをはじめとする様々な活性因子の連携によって優れた効果を生み出しています。その連携を乱したくなかったからです。
では乾燥肌に苦しむ方々へはどのように対処すればよいのでしょうか。ヒントは「生命活動の連係プレー」にあると感じ、生プラセンタの延長線上で考えてみました。
■複合成分「生ミルクセラミド」
保湿成分に関する論文を調べていくうちに、乳由来のセラミドである「ミルクセラミド」に特に優秀な保湿効果が認められていることがわかりました。
牛乳が白く見えるのは小さな球状の脂肪がたくさん漂っているためです。その脂肪球を包む膜である「脂肪球膜」は、子牛が栄養を吸収しやすく、しかも弾力を持つ不思議な成分です。その主成分がミルクセラミドであり、脂質やリン酸など複数の成分が結合した「複合成分」です。
「セラミドは複数の成分が結合しあって特殊な効果を実現している。」
しかしその複合成分が、加熱処理やホモジナイズ処理によって壊されているかもしれない。セラミドもプラセンタのように、加熱処理前の“生”の状態に、本来の効果が残されているかもしれない。
「生のミルクセラミドを抽出してみたい」という私たちの希望に慎重に応えてくださったのは、当社から車で10分の「浜崎ファーム」の皆様です。
まずは乳処理には法的な制限があることをお伺いし、北九州市の保健所や業界団体へ相談をしながら一つずつ解決していきました。次に新鮮な生乳をFILTOMの工場へ届けるため、浜崎ファーム屋外の冷蔵保管庫などの整備を進め、準備を整えました。
■ 地域の連携プレーで新鮮な化粧品を届けたい
生乳からミルクセラミド(スフィンゴミエリン)を抽出するため、脂肪分の分離、バターミルクの分離、PDフィルター処理など、できる限りの「常温常圧処理」を試み、生乳100mL中に0.055gしか含まれないミルクセラミドの半分近い0.022gの抽出に成功しました。
生ミルクセラミドで作った化粧水「m9ウォーター」をさっそく浜崎ファームの皆様へ届けました。肌へ塗布すると、とても自然なやさしさを感じます。そしてほんのりとミルクの香りが漂います。
やさしさは肌でたしかに感じますが、実際の効果は当社のスタッフや、数人のお客様に試していただきました。レポートは近日公開いたします。
■ まずは無料サンプルから。
生ミルクセラミドm9ウォーターをさっそく試してみたい方々へ、3日分の無料サンプル(※)がございます。
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