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KEIKO ビューティーコラム1‐76「紫外線の肌への影響」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-76.紫外線の肌への影響

 

 

前回は「老化」と「悪玉活性酸素」の相関関係についてお話しいたしました。

 

今回は悪玉活性酸素の肌への影響について、、です。

女性にとって しみ、シワ、たるみなど常にお肌の悩みはつきものですが、

なぜその シミ、シワ、たるみ、はできるのでしょうか?

 

実は、ここに悪玉活性酸素が関与してくるのです。

まずお肌の表面と中側に及ぼす影響からご説明いたします。

 

「悪玉活性酸素」は肌細胞一つ一つを破壊し、劣化させますが、
影響はそれだけにはとどまりません。

 

 

肌表面(角質層)の細胞と細胞をくっつけて、
水分を保ったり、肌の刺激が内部に入らないよう、肌を守ってくれている
「細胞間脂質」を劣化させ、

「過酸化脂質」に変えてしまいます。

この過酸化脂質は恐ろしい老化物質です!!

 

すると肌に隙間ができ、弱く、もろくなってしまい、

水分が保持できずに、乾燥肌になったり、アレルギーやニキビの原因へ、、
となっていきます。

 

 

また中側への影響については、

表皮の一番下にあり、肌を黒くするメラニン色素を生成する
「メラノサイト」を攻撃します。

するとその攻撃から肌を守るため、必要以上に、沢山のメラニン色素を出し、
シミを作り出してしまいます。

 

 

そして、影響はさらに深い真皮まで、

真皮にはハリの元である、
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸があります。

柱と釘のように、肌の土台としてしっかりと支えてくれるのですが、

悪玉活性酸素は、その柱を少なくしたり、ブチブチと切って壊してしまいます。

 

その結果、土台が崩れてしまった肌は、
たるみやシワを作り出します。

 

 

悪玉活性酸素の恐ろしさは、
お肌だけでなく、身体への影響もあり、
現代の病気の8割が「悪玉活性酸素」が関与しているといわれています。

 

ですから、いかに抗酸化出来るかが、
美しさだけでなく、健康で若々しい身体づくりの
大きなポイントとなるのです。

 

 

 

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