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KEIKO ビューティーコラム1-61「暖衣飽食病のもと」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-61.暖衣飽食病のもと

 

 

昔の子どもたちの体温は 37~38℃!だった。

 

近年は低体温の子どもが増え、免疫力が低下して病気になりやすくなることが問題視されています。

 

快適で便利な社会になり、
先生は「戦後、子どもたちの生命力や免疫力が落ち、聞いたことがなかったアトピーやぜんそくが当たり前になった」と言及。

 

先生の書籍「自然流育児の すすめ」では、1936 年と 1958 年の調査で、6~14 歳児の体温が 36℃台後半~38℃とのデ ータが紹介されています。

 

 

体温が高ければ、それだけ免疫力があり、自然治癒力も高い。

 

 

そこで先生は、自然治癒力を高めるための食事を推奨しています。
(食事については前回のコラムをご覧ください。)

 

 

 

その他には、
空調が冷えの原因になっている!
「暖身冷身」に徹しよう。

 

「冷えは万病のもと」と言います。
いまの大多数の国民は、自然に反する生活によって身体が冷えきってしまっているのです。

 

冷えと身体が冷たくなることとは、全く異なります。

頭寒足熱に反すること、つまり、上半身にくらべて下半身が冷たくなることが冷えを招くのです。

 

 

ここに空調(冷暖房)のおそろしさがあります。

 

冬のさなか、戸外では上半身も下半身も冷たくなりますが、この時身体は冷えていません。

ところが暖房した部屋の中では、暖房によって軽くなった空気は部屋の上部に立ち昇り、頭寒足熱に反し、身体は冷えてしまうのです。

 

夏の冷房も全く同じ結果を招きます。

冷房した空気は重くなって部屋の下部によどみ、上半身にくらべて下半身が冷たくなり、身体が冷えてしまいます。

 

 

自然にもっとも反することは、
ものを過度に加工するということです。

 

終戦後、過度に空調した室内で暮らし続けている日本人の多くは、
身体が冷え放しになることで健康を損ね、
医療費の高騰を生み出しています。

 

 

また健康を守る上で、できるだけうす着の習慣をつけなければなりません。

 

「暖衣飽食病のもと」
という言い伝えを大切に
生活を見直していきたいものです。

 

 

 

 

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