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KEIKO ビューティーコラム 1-33「答えは肌に訊く」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。

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KEIKO愛弟子の課題作品をご紹介しております。


1-33.「答えは肌に訊く」 (English)

 

巷は「良いもの」で溢れています。

○○がよい
○○が効く
最近は○○が進化

と様々な理論が飛び交う中、

化粧品の成分もあらゆる
「良いもの」で溢れ、

一体何が良いのか判らなくなりつつあります。

 

しかし、答えは明白で、、

肌のためには「肌にとってのもともとの成分」がベストなのであります。

 

保湿成分であれば、
肌が本来必要としてるのは低分子の保湿成分です。

 

肌にはもともと こうした低分子の保湿成分を生産するシステムがあります。

 

肌細胞はまず皮脂である「トリグリセリド」を生産し、

それを常在菌がグリセリンと低分子の保湿成分に分解します。

低分子保湿成分が減少すると肌はそれを察知して、再び皮脂の生産を開始します。

 

低分子保湿成分は保湿力が小さいため、高分子保湿成分にくらべて多くの量を必要とします。

 

それなのになぜ肌細胞は低分子の保湿成分を選んでいるのでしょうか?

それは「量の調整が簡単」だからです。

 

細胞は1分間に数千から数万という分子を高速で合成しています。

高速で大量に生産していれば、生産量の調整が楽なのです。

逆に大きなものを少なく作っていると、急な変化に対応できません。

 

これもまた、肌が自分を守るためのシステム…

肌が低分子保湿成分を選ぶのには
きちんとした理由があったのです!

 

因みに、、
コラムによく登場する「プロピオン酸」は
優秀な低分子保湿成分です!

 

 

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健全な肌の保湿サイクル

 

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