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KEIKO ビューティーコラム 1-12「常在菌の維持管理という課題」


実績40年以上の美容家、岩永恵琴(いわながけいこ)氏の美容コラム。尾池博士とのコラボレーションが美容の新境地を開きます。



美容家として培った理論と技術を後進へ伝える人材育成にも取組んでいます。


 

1-12. 常在菌の維持管理という課題(English

我々は毎日必ずと言っていい程、お風呂に入ります。

そこで、当然ながら体を洗います
しかしそれは、私たちの「守り人」である常在菌を洗い流してしまうということでもあります。

実際にお風呂に入り体を洗うと、常在菌の半数以上が失われます。

洗浄能力の強い合成界面活性剤を使用した場合
ほぼ全滅することさえあります。

我々の体はタンパク質で出来ていますが、
合成洗剤を使用するとタンパク変性を起こし、細胞を破壊すると言われてます。

又、残留性も高く、肝臓、脾臓、肺、脳などに入り、ほとんど排泄されない
という恐ろし問題にまで発展します。

 

CMでは、殺菌消毒用の石鹸で手を清潔にしましょう
と宣伝してますが、その行為事態、

菌たちにとっては驚異そのものです。

 

FDAは19種類の殺菌剤を含有する石鹸などの販売を禁止し、免疫に悪影響を及ぼすと警鐘を鳴らしました。

更に、殺菌消毒用石鹸と普通の石鹸を比較しても、殺菌効果には差がないというのです。

体に悪く、効果もないとはいかがなものか…

私は40年も前から、全身を洗う洗浄剤には
真剣にこだわってきました。

毎日何で洗うかが
私たちの守り人(菌たち)の
存続に関わる重要課題だからです。

洗浄剤の選択のポイントは、菌たちが安心して受け入れてくれる洗浄成分です。

 

今コロナウィルス対策として、手指の殺菌消毒などを訴えていますが
感染を防ぐことを優先するあまり、
私たちの「守り人」である常在菌にダメージを与えているのも事実です。

FDAの見解から学ぶとするならば、
常在菌にダメージを与えない石鹸でしっかり洗浄するほうが良いですし、

除菌はほどほどにして、自身の免疫力をアップし、ウィルスに負けない体づくりに意識を向ける方が得策ではないでしょうか。

 

 

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合成洗剤の影響による肌荒れ

合成洗剤は『高い毒性・高い浸透性・高い残留性』があり、有害な物質から守ってくれる「肌バリア」を壊し、体内へ浸透し、血液中にも入り込み、全身に運ばれます
肌荒れ・アトピー・かぶれ等の肌トラブルの要因や
肝臓障害・発がん性もあるといわれています

 

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